【書評】孫正義の時間術

最近、やるべき仕事量が一気に増え、また休みの日も仕事の事を考えてしまう必要に陥ってしまう状況です。

そこで時間術の本を探したのですが、最も気になったのがこの本でした。

孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごい時間術

ソフトバンクの孫正義氏。言わずと知れた大経営者ですが、その社長室長が筆者です。

「孫正義の24時間を有意義に使い切れ」

孫正義氏といえど与えられている時間は我々と同じ24時間。社長室長として筆者に与えられた使命が、この24時間を使い切ることです。

そして孫正義氏がどのようにこの24時間を使い膨大な仕事量をこなしているかについて、社長室長として身近に見てきた視点からの時間術。あるいは部下としてそんなトップから降ってくる膨大な仕事量をこなしていかなけらばいけない筆者自身の時間術が書いてあります。

孫正義の時間術とは?

孫正義氏の時間術といえば

20代で、自ら選択する業界に名乗りを上げ、会社を起こす。
30代で、軍資金を貯める。軍資金の単位は、最低1千億円。
40代で、何かひと勝負する。1兆円、2兆円と数える規模の勝負をする。
50代で、事業をある程度完成させる。
60代で、次の世代に事業を継承する。

という名言があります。

この長期的な目標を達成するために、年次、四半期、月次、週次、日次レベルの目標(イシュー)まで落とし込んでいき、これを日々行うべき行動(タスク)に落とし込み、これを一つ一つをこなしていくことで、圧倒的な成果(アウトプット)を出していく。

もちろんこれは書くだけなら簡単なことだけど、これを達成していくことは並大抵のことではできません。

そんな孫社長についていくための時間術

さて、この本はそんな孫社長についていくために筆者が取り入れていった時間術、あるいは仕事術が散りばめられているところです。

無茶ぶりのような孫社長から降ってくる膨大でハードルが高く、タイトなスケジュールの課題に対して、筆者がどのようにこなしていったか。そしてそんな無理難題に対応していくために筆者が取り入れた時間術・仕事術が書いてあります。

もちろんそれらは孫流の直々のものです。

個人的には仕事術の観点では目から鱗の視点が、数多くあった良書だと思います。

時間術に関しては全体的な心構えのような視点であったので、これを参考にして自分なりの方法を生み出していきたいと考えました。

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