ユニクロの商品ブランド力

ユニクロが創業60周年ということで、それの記念セールを行ったら早朝から若者を中心に多くの人が並んだという記事を読みました。
ユニクロ:早朝セールに行列 創業60年記念


特に、何か新しいものを売り出したわけではなくて、「ヒートテック」を半額以下にして販売したというらしいです。
あらためて、「ユニクロ」というブランドの強さを感じました。
先日、テレビ東京の「ルビコンの決断」という番組で、ユニクロの成長をドラマ化したものを見たんですが、最初は普通の小売で、メーカーから仕入れてきたものを売っていたんですね。
それが成長のために、今のようなSPA(製造小売)にしたのですが、最初は商品の質が追いつかず、安かろう悪かろうで商品を売ってもすぐにほつれたり、洗濯したら縮んだり、ボタンが取れたりと不良品も多かったそうです。
それを、中国の契約工場での生産体制から一個一個見直しをし改良を続けた結果、次第に商品の質も高くなっていったということ。
でも、今度は商品のブランド力が弱かったために、買った人もユニクロであることを隠すためにタグを取ったりしてたらしく、その取られたタグが捨てられていたりしたそうです。そういえば、今思えば、ユニクロってTシャツとかの首のタグにもユニクロって文字が入ってなくて、サイズだけが書いてあったような気がしました。
んで、そのブランド力の弱さも原宿への出店や広告戦略などによって、改善していって、その中でフリースやヒートテックなどのヒットと共にブランド力も着実に積みあがってきて、それが今や上記の記事のように、売り出し時には並ぶ人が出てくるまでになった。
でも、その成長の陰にも色々な失敗があって、例えばロンドン進出の失敗や野菜事業の失敗もあったけど、それらの失敗も糧にして、新しい戦略を再構築して、それが新しい成功を生み出していることとのです。
経営組織論的な点で見ても面白そうだし、なにしろ新しい企業なので、色々な経営やマーケティング戦略なども身近に感じられて、見ていて面白い企業だと思いました。
社長の柳井さんは、ドラッガーを物凄く参考にしているらしく、ドラッガーの経営戦略と見比べながら読むと面白そうです。
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成功は一日で捨て去れ

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  • 出版社/メーカー: 新潮社
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