社会企業の標榜は人事施策のため?

この頃経済雑誌とかで取上げられていて、前々から気になっていた「社会企業家」について、どんなものなのか知りたかったので、ウィキペディアレベルの理解をしてみました。


まず、社会的企業として有名どころは、「フローレンス」とか、「マザーハウス」とかですよね。
「社会企業家」とは「社会的企業」を運営している人で、その「社会的企業」とは、社会的課題に対しての解決を目的として行われる収益事業のこと  だそうです。
ボランティアとの違いは、有料でサービスを提供するので、提供する商品に対して、充分な競争力や性能を求められる。 だそうです。
営利企業との違いは、営利企業の一番の主目的が利益の追求であるのに対して、社会的企業とは社会的課題の解決というミッションを主目的にしているということ。 だそうです。
でも、普通の企業も、社会的な責任というか、社会的な問題に対する解決方法を提供することで、成り立っているんじゃないかと思うので、ちょっと違いが分からんとです。
普通の企業でも企業理念とかには、社会に貢献していくような事が書かれているし、結局は一緒なんじゃないとか思ってしまいました。社会的企業だと、働いている人たちの末端にまで、社会的解決というミッションが行き渡っているのですかね。
今は不景気ともいっても、なんだかんだで豊かな時代だし、働く目的が不明確になっていて、昔のようにお金を目的に働く人が少なくなっているから、社員のモチベーションを保つ施策として社会的問題の解決を主目的にした方が優れているような感じも受けます。
現在の日本においてある程度有名な大学に行くような、ある程度優秀な学生の実家は平均的よりも幾分か上に裕福であると思うのです。
ということは、割合的にみて金銭的に困った人の割合は少なく、「マズローの欲求五段階説」によると、生理的と安全欲求、ある程度の社会的欲求は満たされている状態であると思うのです。
残るは、自我の欲求と自己実現の欲求であり、またちょっと前に起こったライブドア事件やサブプライムローン不況などの影響で、今の若い人の間には、お金を追求するのはどうなのか?といった風潮も少なからずあるような気もします。
以上のような事から、金銭的な目標を立てるよりも、自我の欲求を満たすような社会的問題の解決を目標とした方が、優秀な人材を引き付けたり、モチベーションを高めるといった面から都合が良いのではないか?とも思うのです。
あと、管理面からも自己実現を求める従業員のモチベーションは高く、従業員の自立性や創造性に任せた管理方法をとる事が出来るので、変動性の強い現在の経済にはもってこいな方法をとれるしね。
とか考えちゃいました。
なんか、社会的企業に対して斜めから捉えてしまいました。利益の最大化だけでなく、社会的効用の最大化を主目的にする事は、これからのより進んだ資本主義だと思っているので機会があったら、社会的企業に触れて見たいと思ってます。

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