2011年02月22日

「物」の「価値」を本来よりも高く見せる


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「物」の「価値」を本来よりも高く見せる

世の中のすべての「物」には、それを手に入れるなり、使うなりした時に得られる満足度によってその「価値」が決まっています。

この得られる「価値」は、人によって多少は異なってはいるのですが、市場全体ではある程度落ち着いて大体一定の「価値」であると見なされます。

また、その「物」の「価値」に加えて、需給関係や原価などを考慮して、その「物」の「価格」が決まってきます。

で、企業はその「価値」を高めようと付加価値が高めたり、差別化された製品を作るなどをしているのですが、それ以外にも消費者心理を生かして、「価値」が本来よりも高いように見せる方法も取ってたりするので、それについて考えてみました。

その「物」の「価値」を、消費者心理によって本来の「価値」よりも高めたり、それどころか、まったくの無からある程度の「価値」を生み出す方法にはいくつかの方法があったので、それらの方法をちょっと方法別に分類してみました。

コミュニティ内競争型


ある一定のコミュニティ、例えばSNSのグループだったり、同じ趣味同士だったり、同じクラスだったりと、同じ価値観を持つ人達が集まったコミュニティ内で、より良い物や、レベルの高い物や、人よりも早く保有しようと競い合う事で、ある「物」の「価値」が高まる形です。

例…モバゲーやグリーのゲーム内での装備や、アバターへの着飾り
  フィギアやトレーディングカードのコレクターによるコレクション
  昔の武士社会における茶器
  apple信者によるapple製品の保有 
  洋服好きによるバカ高い洋服    etc

マスメディア共通価値観型


これは上記の「コミュニティ内競争型」に近いですが、そのコミュニティの規模がもっと大きくて、マスメディアなどによる共通価値観が醸成され、人気があるから買ってみる、買うのが当たり前だから買ってみるといった意識によって消費を行ってしまうような形です。

例…車の保有。「今カローラで、いつかクラウン」。
  持ち家信仰。
  高級ブランドバッグなど。     etc

お布施型


物ではなく、人に消費してしまう消費形態です。消費の対象が人だと、その人によく思われたいとか、その人が好きだからじゃんじゃん使っても構わないといった意識が生まれてしまうのです。

例…教祖様にお布施してしまう宗教。
  アイドルやロックバンドのコンサートやグッズなど。
  ホステスやホストに対して借金してでもお酒を飲んでしまう。
  彼女の誕生日に、高価なプレゼントを貢いでしまう。  etc

将来期待型


将来という不確実性の高いものに対して、現在にお金を使うことによって将来に得られるであろう見返りが高くなると錯覚してしまい、消費をしてしまう形です。

例…将来に役に立つか分からないけど、とりあえず学歴
  美容や健康を得られるという錯覚
  目先の利益に惑わされる投資商品     etc


とりあえずこんな感じですかね。

とりあえず分類してみましたが、組み合わせる事によって、消費者心理をより大きく動かしちゃったりもしますよね。

例えばホストクラブとかだと、狭いホストクラブというコミュニティにおいて、特定のホストを応援させて、さらに客間やホスト間での競争を演出し、愛情という見返りを得られるように錯覚させると、消費者心理を揺れ動かすコンボで攻めてきたりします。

また、現在の日本だと、マスメディアが崩れたことで、日本村という共通のコミュニティ価値観が崩れ、それによって昔なら当然とされたような消費が行われなくなってきてるのかもしれません。









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posted by TOKYO_SAM at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資と経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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